再録 Iさん懐古 その26~宇宙大(不変)の私がいて、分魂が動いている。

「宇宙大(不変)の私がいて、分魂が動いている」

こんなに小さきワレなれど。
ワレが宇宙大なんて。

人間は小さきワレにもなれるし、
宇宙大にもなれますね。
それを決めるのも自分です。
心が決める。
決心です。
決心がすべて。

そしてその確信はこの世のできごと。
できごとや出会いがその確信のチャンスの
プレゼントです。

自分のなした決心が、現実と言う幻想を大きく
変化させていきます。
その変化の体験の連続が「実相」へのゆるぎない確信を
強めていきます。

娘との長い間の現実の中で、赦せない自分を
たくさん見つけました。
心に寄り添い、娘の心になって付き添い、
物質からみえない意識へと比重を移していって
最後に娘は自分なのだと悟った時に光が見えました。

すべては溶けて光になっていきました。
真の自分を見せてくれたのです。

命さえあればどんな状態でも・・・。

長い長い自分との葛藤でした。
結局誰もいなかったのです。
みんな自分だったのです。

無限なるワレがいて、ワレの分魂がただ
動いているのみの現実世界でした。

人間として生まれ出て、人はさまざまな環境で生かされます。
どうしてこのような人生なのだろうと、いろんな体験をするたびに
人生を呪い、自分を認められず激しく自分や環境を責めます。

一番赦してあげるのは自分でしょうか。
これまでどんなことにも耐えて生きて来た自分。
どんなことがあってもここまで来たんじゃないか。
そんな自分を一番ほめてあげたいと感じます。

だってすべての分魂はワレなんですから。

「宇宙大(不変)の私がいて、分魂が動いている」