吉田松陰 「覚悟の磨き方」 池田 貴将 著 12

小さな肉体、無限の心

この肉体は自分、かつ一時的なものであり。
この心は宇宙、かつ永遠のものである。
というのが私の考え方です。

ですから、自分の肉体を誰かのために使っている人は、
いつもいきいきと輝いていますし、
反対に、自分の心を、自分の都合にふりまわされている人は、
いつも暗い感じがします。

いつか肉体が焼失しても、
まっすぐに生きた心は滅びません。
未来永劫、人々のこころのなかで生き続けるのです。