森 信三 運命をひらく 365の金言 10 「本との縁づくり」

「赦しとは、もとより起ってはいないことを
知覚しないことにより、実在しないものに対して
適切に応答するようにと、あなたに求めるだけ」

もとより起っていないとは、起っていると
思っている普通な考えでは無理無理ですね。

まずこれは起っていないことだと心から
思えるのかを試されますね。
それができないと、やはりこれは、この知覚は
真実だと普通に思います。

まずだから知覚していることはただのジョークだと
思えるか。
ようするに自分以外誰もいないのに、お相手がいる
体験をして、そのお相手が自分だと信じれるのか
と同じことですね。

これはいつもいつも目の前のものを
幻想だと思い切る訓練からでしか難しいですね。
または最初に幻想だと確信できるような
体験をしてからなら可能でしょう。

そうすると決して自他は分離していなくて
すべては自分だと確信できます。
起きることは、自分に知らせる贈り物だと
確信できる。

できごとにすべて「赦し」という適切な
応答を続けるならば、やがては扉の前に
立つことができるのでしょうか。

「当然のものとして認識された赦しは、癒しをもたらす。
それは幻想を看過する強さを奇跡に与える」

「赦しとは、もとより起ってはいないことを
知覚しないことにより、実在しないものに対して
適切に応答するようにと、あなたに求めるだけ」