11月12日に沖縄の読谷村にある玉城ファームを訪れる機会がありましたので、さっそくレポートします。
玉城ファームと一般財団法人テネモス国際環境研究会のオフィスはいっしょの事務所にあります。オフィスにはいって、まず室内の空気がとても澄んでいることに驚きます。なかにおおきな水光べジファームがありますので、そのまま空気清浄機です。グリーンウェーブやロメインレタスなどの葉野菜が青々と育っていました。
入口脇においてあるアクアポニクス(魚の水槽を活かした水耕栽培)です。
金魚と鯉の水槽にえさをあげて養液にします。その水が循環します。水槽にはバンブーシステム変形版が設置されていて、吸引サイクルにしています。魚のえさ以外になにも入れてないですが、ごらんのように元気に育っています。
写真のグリーンウェーブ食べてみました。もちろん、うちのよりも、シャキシャキでおいしかったです。
伊路波いちばのオフィスにも、お手製のちいさな水耕実験ラックがありますが、一般的に手にはいるものを組み合わせてつくっていますので
最適化はできていないです。水光べジファームのは、苗を生けるちいさなポットにしても、ポットを植えこむ発泡スチロールの板にしても、LEDライトにしても、実際の栽培に最適になるように設計されています。
次にでっかいべジファーム。
でっかすぎて、部分的に撮るしかなかったのですが、定期的に水位が満ちたり干上がったりするしくみで、よく水が動いています。波が押してきたり還ってきたりして、養液のなかの根がうねるとよく育つということです。
この水位があがったりさがったりするしくみが水光べジファームの必殺技だということです。もちろん、タンクの養液にはバンブーシステムです。気温差をつけたり、送風したり、さまざな独自の工夫を玉城ファームの真悟くんがしているのが伝わってきました。そして、べジファームのしくみがなるべくシンプルになるようにメンテナンス面でも費用面でもいい製品になるようにと、供給元のオルカビジョンさんが努力してみえるそうです。
沖縄にいかれたときには、訪問されると新しい発見があるかもしれません。
また、テネモス商品もおなじオフィスで販売しています。
玉城ファーム(フェイスブックもあります。)
沖縄県読谷村字長浜1819-3 ※那覇から車で1時間
TEL.090-5730-9586