2846「最後に残る言葉」2022.10.11 自分で自分を自分するから

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今回は「いっぷくからありがとう」さんの2022年10月04日の記事を紹介します。

「最後に残る言葉」

今日もご縁のある方々に「心を洗う」お話をご紹介します。

ほぼ毎日、心についていろんな角度から書いています。

もう何年も前から書いています。

実際に素直に実践されて、幸せになられた方も沢山いらっしゃいます。

ワクワク、ドキドキするような不思議話ではないので、ご縁が切れてしまう方もいらっしゃいます。

現在、地球自体が精神性復活の時代に入っていますから、魂の向かう方向性が異なれば、自然と離れ、方向性が同じなら魂の共鳴現象が起こり、必ず交わることになるでしょう。

分裂する地球
ますます、その傾向が強まりつつあります。

自分の好み、嗜好、信じる、次元と空間、パラレルに進むだけです。

さて今日も、大切なテーマです。

ブッダの教えの神髄も、日本人の心に古代から刻まれた神道もその根本は感謝の心です。

全く別の角度から、宇宙の真理にアプローチした結果、たどり着いたのが感謝の心です。

では、感謝の心の大切さについて、春日大社の元宮司、そして日本の形成外科医の草分けであった、葉室頼昭さんの言葉から紹介します。

<引用開始> 神道 感謝のこころより

そこに、そうしたモノがあると、思い念じることから現れてくることを「認める」といいます。

それがどんなものであれ、認めたことが現実に現れるというのは、本当のことだと昔から信じられてきました。

人はいろいろなことで悩みますが、これも自分の中でそれを認めるからでてくるのであって、認めなかったら出てくるはずがありません。

例えば、何でもない人ががん検診を受けて、「私はがんなんだ」と思っていると、本当にがんになってしまうようなものです。

何かにすがりたい一心で、神社にお参りに来られる方があります。

その方々に、私は、神様とご先祖に感謝を捧げてお祀りすることをお勧めしています。

すると、損得勘定なしに無我になってご先祖を認めて感謝する方は、そのお力が直接、体の中に入って、みんな良くなっていきます。

「生かされる」ということです。

医学的には、ぼちぼち治るということはありません。

病気は、治るものではなく、瞬間的に消えるものなのです。

病気が消えないのは、その人が少しでも病気を認めているからなのです。

ですから、病気で悩んでいる方には「健康にして頂いてありがとうと感謝してください」と言います。

自分の病気を治してくださいと願ったり、それを言葉に出して言うのは、自分が病気であることを認め、それを治して欲しいという我欲ですから、言葉通りに病気が出てきてしまいます。

自分が認めているのでは、どうすることも出来ません。

ですから、「病気」ではなく「神様、ご先祖様」を認めたらよいのです。

けれど、中には頑固な人がいます。

「私はお医者さんにこう言われた。医学ではこうなんだ」と言い張って、こちらが何を言っても譲らない人です。

そういう風に自分中心の視点から判断し、不平不満や悪いことばかりを口に出して認めていると、それが現実になって出てくるのです。

「神様ありがとうございます」と口にすれば、神様を認めることで、神様からのお恵みが授かります。

ただし、それは毎日しなければなりません。

今日は認めたけれど、あとは一ヶ月後に認めようなどということはありません。

われわれは毎日生きているのですから、毎日認めることが大切なのです。

<引用終了>

私も実際に体験し、自分自身で実証していることも沢山ありますが、あまり公の場で公開するのも差しさわりがありますので、具体的な実例はお会いした方だけにお話しています。

またそのエッセンスはこうしてブログで書き続けようと思っています。

何かにすがりたい一心・・・

私たちは、何か辛いこと、悲しいこと、苦しいことが起こると、そこから抜け出したくて、

力のありそうな誰かに頼ったり、縋(すがったり)ったりします。

私達人間は心弱い者ですから、それも致し方ありません。

そうすることで、一時だけ好転したかに見えることもあるかもしれません。

ですが、それは一瞬だけです。

何故なら、私たちを取り巻く現実は、私たちの心が作り出しているものだからです。

私たちの心が変わらなければ周りの現実も変わりません。

たとえ神様仏様であろうと、私たち自身の心が変わらなければ助けることができません。

それに気づかず、いえ、気づこうとせずに、一生を終える方も居ることでしょう。

ですが、それも「その方法、考え方では、上手くいかない」という学びを一生かけて学んでいることなので、周りは口出しできません。

例え、家族であっても・・

神々の恩寵は、私たちの感謝の心を媒体として現れます。

感謝の心は、良い時だけ感謝する、、と言うことではありません。

逆境の中に置かれてさえ、私達を見守り、魂の成長を願ってくださる内なる神さまに、感謝することこそ大切なことです。

最後に一つのエピソードをご紹介して終わります。

あるおばあさんが認知症になり、言葉もだんだん忘れていったそうです。

そして最後に残ったのは三つの言葉だけ・・・

その内の1つが「ありがとう」だったということです。

皆さんは、もし、ご自分が同じ立場だったら、最後に残るのは、どんな言葉ですか?

きっと、普段一番 口にしている言葉なのでしょうね。

多くの方の最後を看取ってきた医師が、次のように語っています。

私達の人生の終わりの時は、私達がどのように歩んで来たかにかかっている。

普段から感謝の心で歩んでいる人は、最後の時になっても感謝の心がでてくる。

しかし、いつも恨み・つらみを持っているなら、終わりもそのようになっていく。

そして、その終わりは黄泉の国でも、続きの同じ世界を自分で作ってしまうことでしょう。

つまり 死を境に人間の思考、住む環境は変わらないということです。

ここでも、心の浄化の重要性が良くわかります。