奥の院通信から R4 5/17 「ウクライナ人の現地からの証言」

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 日本のテレビなどほとんどのメディアでは、ウクライナのネオナチ組織アゾフ連隊を正義の味方のように扱っているが、事実が分かっていないにしても、意図的だとしても、これらメディアの「報じない自由」は、のちに大きな禍根を残すことになると思う。もうおよそ1ヶ月余り前の情報であるが参考のために書いておく。これが実態である可能性が高い。いま起こっているマリウポリ製鉄所のロシア軍による攻撃の前の時期である。

【証言A】
(2月のロシア軍侵攻時)サイレンを鳴らさなかったマリウポリ市長、8年間防空壕一つ用意しなかった市長。私たちの避難所は,塵のように崩壊していた。市長は何をしていた?彼は街を運命に任せ、私たちを見捨てたのです。1ヶ月間、食料も水も電気もガスもない。1ヶ月間パンもガスもないのよ。国中にこれを知らせて下さい(取材者に対して)。市長は民を見捨てた。

避難の様子を理解してもらいたい。ここには、1週間以上前から人が集まっている。ロシア軍は、私たちを地下室から引っ張り出し、助けてくれた。食事も与えてくれます。飢えている子供達に毎日配給してくれている。彼ら(ロシア人)は、私たちの子供を腕に抱き寄せてくれた。ウクライナ人とは違う。彼らはこれをゲームだと考え、若者を射殺した。

私たちは、この目で見たことを、全世界に伝えなければならない。ウクライナは冷静だと言っているが、全世界は、これを知らなければならない。「私たちを避難させているのは、ロシア軍だ」。ウクライナ兵は、一人も私たちを地下室から連れ出すことはなかった。一人も。彼らは私たちを人間の盾として利用するために解放しなかったのです。

そしてもう一つ、私は政治のことは知りません。軍人でもありませんが、ただ一つだけ思うのは、都市を防御する場合は、その周囲に(防壁?基地?兵站?)を作るべきだということです。維持できなければ、武器を放棄し、諦めて退去すればいい。しかしそうしなかった。ウクライナ軍は住宅地、学校、病院・・・一般市民が住んでいるところに隠れていたのです。民間人しかいない所、誰もいない所に配備された。そして、ロシア軍からこそこそ隠れて「生きて連れて行くことはできない、肉盾にしよう」ウクライナ軍は、私たちのことを指して言った。しかし、何人かの肉盾は生き残りましたが。

これが起きたことです。全世界が、知るべきことです。ウクライナ軍が何をしているか。

【証言B】
君たち(取材者)に伝えたいことがある。
マリウポリでの破壊の100%が、マリウポリでの全ての破壊が、私たちのウクライナ軍のしたことでした。私たちは、迫撃砲を持って車に乗り込む姿を直接見てきました。100メートルや50メートルの地点から砲撃して、彼らは去り、砲弾は私たちの頭の上に落ちてくる。毎回10発ずつ、少なくとも2セットはやった、と聞いています。

インフラを破壊していたのは、100%彼らです。誰が命令しているのかは知らないが。
ロシア人?ロシア人に対しては、私はお辞儀をしますよ。

【証言C】
地獄でした。やつらは私たちを撃ってきました。アゾフが撃ってきたんだ!アゾフが!私はこの2つの目で見たんだ。全世界に知らせて下さい。私たちを殺そうとしたのは“アゾフ大隊”と“右派セクター”でした。わかりますか?

あそこの丘の上に、彼らの基地があって、そこから撃ってきました。住宅地を銃撃し、西部地区全体を破壊したんだ。復興は不可能です。奴らはファシストです!ファシストのクズだ!ドイツのファシストでさえ、このクズどものようなことはしなかった。やつらは(アゾフ大隊)、ただの山賊だ。