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昨日の通信に続いて、ウクライナ紛争の真相の一端をお伝えする。遂に目撃証人が現れた。フランス人のフォト・ジャーナリストのアンヌ=ロール・ボネル女史である。先日5月6日(金)、国連安全保障理事会の非公式会合(決議は出来ない)で、彼女の証言を聞くことになったのである。
ウクライナでは高層建物の低層階に民間人を押し込んで出さない。屋上と高層階にはウクライナ軍の狙撃兵が占拠し、重火器を持ち込んで戦闘態勢を整えている。ロシア軍がこれを攻撃すると、その下に閉じ込められている民間人が犠牲になる状況をつくっている。
民間人を盾にしている絵である。1階の外には戦車が待機し、民間人は一歩も外に出られない。二つの民間のバスがおり、その中には子供が閉じ込められ、何処に連れて行かれるのかは分からない。ここに児童人身売買業者が絡んでいる証拠でもある。
また、ウクライナ軍は民間の住宅を突然占拠し、住民を家に閉じ込め、バットなどで殴るなどの暴行を加え、外に出ることは許さない。人の通行も移動も許さない。
また、カナダの軍事教官がウクライナ兵を訓練している。ウクライナに介入しているのはアメリカとイギリスであると思いきや、カナダ軍も参加していることがここで分かった。要するに、ディープステート総掛かりで、アゾフ連隊に加担している様相が良く分かる。
ロシアとウクライナとで協議して、人道回廊を設置したが、ウクライナ軍はこれを守らない。民間人の脱出を許さないのである。
アンヌ=ロール・ボネル女史は証言している。
この戦争は今に始まったものではない、もう2014年と、8年も前から始まっている。ウクライナ軍が自国のロシア系住民を虐殺し、民族浄化が行われている。そして、これはロシアとウクライナの戦争ではなく、ロシアとNATO(アメリカを含め)との代理戦争である。
ボネル女史は、ドンバス地方の悲劇も目撃し、その様子も証言した。「平和のために働くこの機関(国連)しか、この悲劇を止めることは出来ない」と訴えた。
世界のメディアはこれらの事実を一切報道してこなかった。この「報道しない理由」は一体何なのか。全ての事情はここに集約される。日本のメディアも全く同じで、ロシアはけしからん、プーチンは悪魔だと叫び続けているだけ。
今回のフランスのフォト・ジャーナリストのアンヌ=ロール・ボネルが国連で証言したことが、真実を世界に発信する助けになるかどうかが問題である。これが今回のウクライナ紛争の風向きに変化を起こす可能性も出てきた。
ところが、今回プーチンがやろうとしたことの重要な目的にはまだ触れられることがない。それは、生物兵器の研究開発施設の破壊と、子供に人身売買業者からの解放についてである。二つのバスに子供が閉じ込められていると言うことを指摘しているが、その内容については触れられていない。
また、アメリカやイギリスがウクライナに設置している生物兵器開発・製造・貯蔵施設の破壊についても、全く問題にされていない。この二つのことを抜きにすると、今起きている問題の核心部分は分からない。プーチンがしようとしていることの目的の核心部分は分からない。
しかし今回、ボネル女史が国連で証言したことで、プーチンの言い分が立証される可能性も出てきた。つまり、侵略ではない、ジェノサイドを止めるために軍事侵攻し、強制的に「ミンスク合意」を遵守させるとの意図が、立証されるかも知れない。
要するに、嘘をついているのは、ロシアなのかウクライナかと言うことである。つまり、今回ウクライナの民間人を実際に殺害しているのは、誰なのかと言うことである。世界のメディアは嘘をついているのではないか、という問題に尽きる。