再録 奇跡の道 その53~あなたには愛と恐れという二つの感情が・・

「あなたには愛と恐れという二つの感情があるだけ。
一方は不変だが永遠なるものから、永遠なるものへと
差し出されて、それは延長されていく。
与えられるたびに増加する。」

恐れから、他への攻撃が起こりますその攻撃によって
罪悪感が増長しますね。
その罪悪感とは一度もなかった分離への
確信に導こうとするもの。

かなり手ごわいですね。
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再録 奇跡の道 その54~肉体は自我の象徴であり、自我は・・・

「肉体は自我の象徴であり、
自我は分離の象徴である」

今朝届いていたメールがあります。
奈良の「真の教育のための学校」の主宰者である
Tさんからです。

昨年暮れからの気づきというか覚醒の体験の
お話でした。
毎日毎日というか、毎瞬毎瞬が瞑想のような
ときを過ごす方です。

実相への感覚の体験を、言葉ではきっと表現が
困難でしょうけれど、言葉での表現を
されていました。
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再録 奇跡の道 その55~愛は幻想ではない、事実である。幻滅が・・

「愛は幻想ではない、事実である。幻滅が可能なところには、
愛ではなく、憎悪があったのである」

兄弟、夫婦、恋人、親友などのこの世における
さまざまな種類の特別な愛とはなにか。
とても心に引っかかっていました。

兄弟も夫婦も恋人も親友も、互いに離れ離れに
なるまでずっと、そして離れ離れになってもなお、
受容し赦しあうことができれば、
それは全的な愛といえるのかもしれませんが、
たいていは何らかの憎悪をもちながら関係を
保つ場合や、憎悪をもって別れなくては
ならない場合もあります。
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再録 奇跡の道 その56~特別な憎悪の関係に目を・・・

「特別な憎悪の関係に目を向けることを
恐れてはならない。それを見ることから
自由がもたらされるから」

特別な愛にはその影に憎悪が隠れているようであって、
そのような関係の中では、愛の真の意味が隠されており、
そうした関係は、憎悪を軽減しつつも、手放さずに
おくためにのみ形成されるようですね。

ようするに特別な関係とは、その影にある憎悪を
真っすぐに見て、本当の愛とは何かを
知るためにあると考えてよさそうです。

それでも人間はなかなか特別な関係をそのようには
考えることはできません。
感情がない人間とみなされそうで恐怖でしょうか。

でもたとえようもない「愛」に触れたときには
その恐怖が吹っ飛ぶのかも知れませんね。
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再録 奇跡の道 その57~分離とは、ただ自分自身を知らない・

「分離とは、ただ自分自身を知らないでいようという決断」

まさか他と分離していないことを信じる人が
幾人いるのか考えますと、この問題は
問題にもなりませんね。

普通は自分自身ってなんだろうとは
考えもしないからです。

本当の自分とは何かを探求している人にとっては
とても大切なこの「分離」に関することでしょうか。

もし初めから決して分離はなかったのだと
人生の目的をこの「分離感をなくすこと」に置く人には、
全ての関係でもある、特別な愛の関係は、
分離の中に愛を持ち込もうとする試みにすぎないと
すぐに気づくことでしょう。
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再録 奇跡の道 その58~自分が赦す人々がどれほど美しく・・・

「自分が赦す人々がどれほど美しく見えるようになるか
あなたは想像できるだろうか」

憎しみ、怒り、悲しみの淵に立たされたとき、
その発生の原因と自分が思った兄弟を
赦し赦された時、
あんなに憎いお人の顔が、こんなに美しく輝くとは。!
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再録 奇跡の道 その59~あなたは自分が選択したどちらか一方に、・・

「あなたは自分が選択したどちらか一方に、
美と実在性を授ける。なぜなら、その選択は、
あなたがどちらのほうに、より大きな価値を
認めるかによるからである。
美しき閃光か醜さのベールか。
実相世界か罪悪と恐れの世界か、
真理か幻想か、自由か隷属か」

現在の考え方で物事を判断します。
それは知識や環境での体験などを
判断基準にします。

どんな判断にしろ、恐れの結果の幻想に
対する判断ですね。
恐れとは自我の決断。

決断することは出来ないのだとは
決して理解できませんね。
決断しなければ生きていけないと
思ってしまう。
一日に三万回です。
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再録 奇跡の道 その60~自我がなければすべてが愛になると保証する

「自我がなければすべてが愛になると保証する」

すべてが愛になった情景とは、というか
情景はないかも知れませんが、どんなでしょう。

三重の友人は若いころの何か月かに
そんな体験をなさった様子です。
すべてがきっと活き活きとして
みずみずしく匂い立つがごとく美しい
世界が広がっていたのでしょうか。

愛。

ですからきっと情景そのものが自分であって、
なにものとも分離していない感覚なのでしょうか。
そしてすべてのものが、自分こそ唯一の源であることを
教えてくれるのかもわかりません。
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