天はまだまだだと言っている

この30年間「今日一日怒らず怖れず悲しまず」の
天風精神で生かされました。
心に湧き上がることに忠実に動く。
すぐやる。など自分の心に従って生きてきました。
世にいいとか悪いとか言われますが、そのようなことは
まったく気にならず、とにかく湧き上がるものを
大切にしてきました。
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再録 致知出版社の「一日一話 読めば心が熱くなる・・」 その3~どこまで人を許せるか

「どこまで人を許せるか」

塩見 志満子 のらねこ学かん代表

 長男が白血病のために小学二年生で
亡くなりましたので、四人兄弟姉妹の末っ子の
二男が三年生になった時、私たちは
ああこの子は大丈夫じゃ。お兄ちゃんのように
死んだりはしない」と喜んでいたんです。
ところが、その二男もその年の夏のプールの時間に
沈んで亡くなってしまった。長男が亡くなって
八年後の同じ七月でした。
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再録 致知出版社の「一日一話 読めば心が熱くなる・・」 その2~種田山頭火という・・


剣山 イザヤかモーセロミュロスか 
冠をかぶり 右の手にはアーロンの杖か?

「種田山頭火という生き方」

大山 澄太 俳人

 山頭火という人は幾度か私の家に
泊まりましたが、帰る時、いつも
後ろを振り向きもせず、一目散に
駆けていくのです。

見送るほうとしては物足りんのですね。
だからある雪の降る夜、山頭火が私の家に
泊まった時、いつものように酒を飲みながら
「あんたが帰る時、僕らが名残惜しんで見送るのに、
いつも後ろを見ないで、すーっと逃げるように
して行く。
あれはどうしたんか」と私が尋ねると、
山頭火は酒を飲むのをやめましてね。
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再録 致知出版社の「一日一話 読めば心が熱くなる・・」 その1~教室中の親子が涙した最後の授業 

「教室中の親子が涙した最後の授業 」

大畑誠也 九州ルーテル学院大学客員教授

 私が考える教育の究極の目的は
「親に感謝、親を大切にする」です。
高校生の多くはいままで自分一人の力で
生きていたかのように思っている。
親が苦労して育ててくれたことを
知らないんです。
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再録 ある道のり34~あとがきにかえて~

ここまでお付き合いくださった
今生でのご縁のあるすべての皆様に深甚なる感謝の意を
表します。

みなさんの人生は、ご縁ができましたらすべてこちらの人生でもあります。
耐えることができないような大変な出来事も、
怒らざるを得ないはらわたが煮えるような思いも、
そして深い深い悲しみも、
すべては与えられた尊い教えかもわかりません。
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再録 ある道のり28~いのちの実相 11 生気への道 2~

2006年6月6日以来、人生は娘一色となりました。
いやその前の2月の飛び降り以来といってもいいでしょう。

親の責任とかというような義務を飛び越えています。
人は何故ここに生まれるのか。
そしてさまざまなことを何故体験するのか。
結局はわからないので、わかりませんと言うしかない。
でも分からないがゆえに少しでも機嫌よく生きようじゃないか、
それがこれまでの結論です。
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