「無理な要求?」 奥の院通信から R3 12/11

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最近盛んに、岸田政権の親中振りが非難される。当面は「北京五輪をボイコットしろ」「新疆ウィグルの人権問題を叩け」ということである。全く同感である。是非そうして欲しい。

 しかし、出来るのであろうか?国民はつい先ほどまで、「北京へ、北京へ」と靡いた。メディア、政治家、官僚、公務員(中央・地方を含め)、学者など、全て親中一色だった。既に今は、日本国内に数十万人の中共人が住んでいる。学生身分の者は、生活費まで日本政府が面倒を見ている。彼らはお金を日本から貰って、堂々と反日活動をしている。そのうち、半島の人たちと共に、選挙権まで与えることになるかも知れない。

 中共に出かけていく人間は、金銭受領かハニートラップに掛かるかしている。地位のある人物はほぼ全てこうした誘いに引っかかっている。知人で高級官僚上がりの人物など、寄ると中共礼賛話でうんざりする。「そのうち中共が世界の覇権を握ることになるので、中共とは仲良くしなければならない、アメリカは徐々に衰退し、それに対し、中共が次第に力を付け覇権を握るようになる」というおきまりの論を、蕩々と嬉しそうに述べる。

 今回の流行病の最中でも、中共からだけは人が入っていた。そもそも、今回の流行病は中共発という認識が世界標準であるが、日本ではこれに触れる声はメディアからは出てきていない。この流行病は、昨年1月に香港から日本にやって来た豪華客船ダイヤモンドプリンセス号から始まった。しかしもう、その名前すらメディアには出ない。

 メディアと言えば、新疆ウィグルの人権問題を糺弾する声もそこにはない。この問題が今回の北京五輪ボイコットに繋がっているのに、日本のメディアにはほとんど出てこない。

 「スパイ防止法」も出来ない。日本国中、中共のスパイだらけであると言うのに、この法律一つ出来ない。スパイ天国と自虐的に平気で言っている。もっと言えば、日本人が情報をわざわざ提供して、利を得ているか、進歩人と称して悦に入っている。

 そもそも、中国という名の国はない。なのに、中国、中国人という。「シナ」が国際語であるにも拘わらず、「日本人にだけはシナとは言わせない」とある中共の偉い人は言った。シナ、シナ人が国際的な呼び方である。しかし、日本人にはそう呼ばせないのでる。かつてこの国は、日本人に対しさんざん不法を働いたので、その事を連想させないようにしている。極めて巧妙な洗脳である。

 こうした環境下で、今回岸田政権が誕生した。国民は高市氏を選ばなかった。しかし、今になって高市氏礼賛論である。岸田氏の親中はとっくに分かりきっており、同じ人間に、今更中共に「毅然とした態度を取れ」と言っても無理な話であろう。その上、岸田氏よりももっと親中だった林氏を外務大臣に選んでいる。彼はもう、親中を通り越して、日本を中共に売り渡した大物政治家である。こんなことは誰でも知っている。

 ではどうする?正直言って手はない。言葉を変えることから始めなければならない。そして、学校教育、教科書から全面改定する必要がある。「侵略」を『進出」に変えたと文句を言われ、叱られ、遂に教科書を作る際には、「中共の了解を得るようにします」と約束させられている。「近隣諸国条項」である。教科書一つ北京にお伺いを立てなければ作れない。

 数十万人いる支那人は、日本で「反乱を起こせ」と北京からの命令があれば、それに従わなければならないのである。平成10年の長野五輪の時、東京から支那人の若者が集められ、抗議する日本人は彼らに中共の国旗で殴打され、負傷したものが続出した。

 日本の警官はこの現行犯を傍観していた。その時の福田総理から、「手を出すな」と厳命されていたからである。警官は悔し涙を流したという。彼らの目の前で、日本人が殴られ重傷を負っていたからである。しかし、これを非難する声はついぞ上がらなかった。これが悲しい現実である。

 今更、自らの選んだ岸田政権を非難しても始まらない。米軍に日本から出て行けと叫ぶ左翼と同じである。これが悲しい現実である。ただ、中共は奥の院・ディープステートが生み育てた国であることを認識しておく必要がある。下手に反中共の旗を振ると、梯子を外され、大紛争の中に放り込まれる。先の大戦大東亜戦争と同じ道を歩んではいけない。