森 信三 運命をひらく 365の金言 55 「和顔と愛語」

和顔と愛語

「われわれ人間は、いやしくもこの地上に不幸の人が存在する以上、自分の幸福に対して、どこか相すまぬという気持ちを忘れこと」だと思うのである。同時にかくは考えても、この地上の人類のすべてを一人残らず幸福にするということは、現実としては到底実現不可能という外ないであろう。
“森 信三 運命をひらく 365の金言 55 「和顔と愛語」” の続きを読む

森 信三 運命をひらく 365の金言 57 「心の置土産 ②」

心の置土産 ②

 今諸君らの生活が、真に深く、かつ内面的に大きかったならば、諸君らの精神は、必ずや後に来る人々のために、一種の置土産となることでしょう。さらにまた、私共のように教職にある者としては、その精神は、仮にその学校を去る時がありましても、もしその生活が真実であったならば、かならずや後に多少の余韻が残るようでなくてはなりますまい。
“森 信三 運命をひらく 365の金言 57 「心の置土産 ②」” の続きを読む